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鮎の甘露煮ができるまで
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みなとやさんの思い(「給食だより」より)

「みなとや」さんをお訪ねして、店主の内田俊哉さんにお伺いしました。
やはり鮎が踊る
櫛田川・宮川は昔の話、今捕れる量はかなり減ってきたとのことでした。昔はこの川で鮎だけではなくいろいろな魚を捕って遊んだとお話してくださいました。今子ども達に残していきたい、いや残していかなければならないのは、鮎の甘露煮=豊な自然 であると言われました。
若鮎踊る櫛田川・宮川を大人が守り育て子どもに継いでいかなければならないと話していただきました。そしてそれをまた守り育てる子ども達の心を育てていかなければならないとおっしゃいました。

 昨年、内田さんは相可小学校の3年生にゲストティーチャーとして招かれ、鮎の甘露煮につていいろいろなお話をしていただいたそうです。「みなとや」さんを見学に行きたいと関心を持った子どもがたくさんいたそうです。

子ども達は鮎の甘露煮は知っていてもどうやって作られているのかは知らなかったようです。とてもよい経験になりましたね。鮎の甘露煮がもっともっと身近なものになったことと思います。

 また、内田さんは相鹿上神社の夏祭りの夜店も復活させていただいたそうです。年に一日だけど相鹿上神社に賑わいが戻ったと、地域の方にも大変喜ばれているそうです。子ども達の心の中にふるさとがしっかり根付く夏祭り、鮎の甘露煮同様伝統として受け継がれていって欲しいものです。鮎の甘露煮を守り育てる内田さんの思いが夏祭りの復活につながっていったのだと思います。

 いつも思うことですが、この多気の町をこれほど地道に支え、もり立てている方が見えることは本当に心強くありがたいことです。子ども達を守り育てる大人達の力強さと優しさに感謝の気持ちでいっぱいです。

 給食に骨や皮のついた魚が出ると、保護者の方から切り身で出した方がよいと意見が届く今日この頃、子ども達にとって何を与えることが大切なのかどうか、大人がよく考えていかなければならないと思います。

 鮎の甘露煮は頭から尾っぽまで食べてください。

 さあ、郷土の味を召し上がれ。


多気町内某小学校3年生アンケート(20名)
  ・家で食べたことのある子 4人
  ・今回の給食で一尾丸ごと食べた子 13人
  ・頭のみ残した子 5人
  ・頭と尾っぽを残した子 1人
  ・少しだけ食べた子 1人

今までに家庭で鮎の甘露煮を食べた子どもが少なく少し残念でしたが、給食では頭から尾っぽまで残さず食べてくれた子どもが多く大変満足しております。

◎鮎の甘露煮を食べて一言
「背びれがささりそうだったけどささらなくてよかった」

「魚の頭を食べたのは初めてで、食べたらおいしかった」

「頭がにがかった」


「甘くて魚とは思えなかった」

「背中がおいしくて、しっぽは焼き魚だとかたくて食べられないけどパクッと食べられた」

「最初まずいと思ったけど、食べているうちにおいしくなった。」

など子ども達の率直な意見も聞くことができました。

最近は魚離れの感がありますのでこれを機会に子ども達が少しでも魚に親しんでくれればと思いました。

これからも、地域に根ざした「みなとや」でありたいと思っております。

  


有限会社みなとや