「みなとや」さんをお訪ねして、店主の内田俊哉さんにお伺いしました。
やはり鮎が踊る櫛田川・宮川は昔の話、今捕れる量はかなり減ってきたとのことでした。昔はこの川で鮎だけではなくいろいろな魚を捕って遊んだとお話してくださいました。今子ども達に残していきたい、いや残していかなければならないのは、鮎の甘露煮=豊な自然 であると言われました。
若鮎踊る櫛田川・宮川を大人が守り育て子どもに継いでいかなければならないと話していただきました。そしてそれをまた守り育てる子ども達の心を育てていかなければならないとおっしゃいました。
昨年、内田さんは相可小学校の3年生にゲストティーチャーとして招かれ、鮎の甘露煮につていいろいろなお話をしていただいたそうです。「みなとや」さんを見学に行きたいと関心を持った子どもがたくさんいたそうです。
子ども達は鮎の甘露煮は知っていてもどうやって作られているのかは知らなかったようです。とてもよい経験になりましたね。鮎の甘露煮がもっともっと身近なものになったことと思います。
また、内田さんは相鹿上神社の夏祭りの夜店も復活させていただいたそうです。年に一日だけど相鹿上神社に賑わいが戻ったと、地域の方にも大変喜ばれているそうです。子ども達の心の中にふるさとがしっかり根付く夏祭り、鮎の甘露煮同様伝統として受け継がれていって欲しいものです。鮎の甘露煮を守り育てる内田さんの思いが夏祭りの復活につながっていったのだと思います。
いつも思うことですが、この多気の町をこれほど地道に支え、もり立てている方が見えることは本当に心強くありがたいことです。子ども達を守り育てる大人達の力強さと優しさに感謝の気持ちでいっぱいです。
給食に骨や皮のついた魚が出ると、保護者の方から切り身で出した方がよいと意見が届く今日この頃、子ども達にとって何を与えることが大切なのかどうか、大人がよく考えていかなければならないと思います。
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